ウェブアプリ「久慈テイクアウト」でタクシー配送スタート

橋本勝文さん(左)からテークアウト商品を受け取るタクシー運転手
橋本勝文さん(左)からテークアウト商品を受け取るタクシー運転手
久慈青年会議所が持ち帰り可能な飲食店情報をまとめたウェブアプリ「久慈テイクアウト」で5日、久慈市内のタクシー会社と連携した配送サービスが始まった。岩手県はのぼりやポスターを作製し、広報活動で協力。新型コロナウイルスの影響が大きい飲食店を支援.....
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 久慈青年会議所が持ち帰り可能な飲食店情報をまとめたウェブアプリ「久慈テイクアウト」で5日、久慈市内のタクシー会社と連携した配送サービスが始まった。岩手県はのぼりやポスターを作製し、広報活動で協力。新型コロナウイルスの影響が大きい飲食店を支援する輪が広がる。[br] デリバリータクシー「デリタク」は、ヒカリ総合交通(鹿糠光男社長)が運行。客は飲食店と同社にそれぞれ連絡し、タクシー運転手が店から商品を受け取って自宅や職場に届け、客は代金と配送料を支払う。配送料は店から1キロ以内は500円、1キロ以上2キロ未満は千円。以降は1キロごとに500円加算する。[br] 同社の鹿糠幸司専務は「車のない方もいる。テークアウトの潜在的な需要を掘り起こしつつ、タクシーの利用促進にもつなげたい」としている。[br] 店側も歓迎する。同日、デリタクで弁当の注文を受けた同市川崎町の飲食店「翔庵」の橋本勝文代表は「昼休みの時間が限られる職場などでは、店までの移動時間がネックになることもあると思う。客層が広がれば」と期待を込めた。[br] また、岩手県県北広域振興局は本年度の地域経営推進費で76万円を計上し、のぼりやポスター、QRコードのステッカーを作成。登録店舗に配布し、アプリ活用を後押ししている。[br] アプリは4月中旬に運用開始。同会議所によると、登録店舗は久慈地域の約60店舗で、ダウンロード数は約7千件に上る。デリタクの利用は、ヒカリ総合交通=フリーダイヤル(0120)333315=へ。橋本勝文さん(左)からテークアウト商品を受け取るタクシー運転手