南売市保育園(八戸)が園庭リニューアル

新しい園庭で遊ぶ園児たち
新しい園庭で遊ぶ園児たち
八戸市の南売市保育園(野沢宗巨(むねたか)園長)が今月、1階の園庭をリニューアルした。従来の遊具を撤去して自然に近い環境を再現しており、野沢園長は「園児たちが自由な発想で遊び、創造性を養ってほしい」と期待を寄せている。 同園は園庭改築に当た.....
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 八戸市の南売市保育園(野沢宗巨(むねたか)園長)が今月、1階の園庭をリニューアルした。従来の遊具を撤去して自然に近い環境を再現しており、野沢園長は「園児たちが自由な発想で遊び、創造性を養ってほしい」と期待を寄せている。[br] 同園は園庭改築に当たり、幼・保の園庭設計を専門とするコト葉LAB.(東京、安中圭三代表)にデザインを依頼。同社との協議で、同園職員らから、子ども時代、自然の中での遊びを通じて学んだ経験を語る声が多かったことから、土や緑を主体とする構想が固まり、同市のみちのく庭園、朝日設備が施工を担当した。[br] 新園庭は、大きな土管や人工芝を敷いた小山、ヒノキの物置小屋などを配置したシンプルな構成で、はだしで歩けるよう配慮。水場では水道水を使い、井戸の水くみも体験できる。[br] 1日のオープニングセレモニーでは、園児が歓声を上げて園庭を見て回り、それぞれに遊び方を見つけながら楽しい時間を過ごした。[br] 施工を指揮した、みちのく庭園のガーデンデザイナー・橋本卓さんは「こうした自然回帰の指向は徐々に広がっており、小さい子を持つ親の一人としてもうれしい」と話した。新しい園庭で遊ぶ園児たち