五感で自然感じて 県立種差少年自然の家で体験活動研修会

サンショウの葉を摘み取り、匂いを嗅いでみる参加者
サンショウの葉を摘み取り、匂いを嗅いでみる参加者
青森県立種差少年自然の家は5月30、31の2日間、高校生や教育関係者らを対象とした「自然体験活動研修会」を、八戸市の同所周辺で開催した。初日は「ハイク・森探検」が行われ、参加した10人が森林内を散策しながら、自然への関心を高めた。 研修会は.....
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 青森県立種差少年自然の家は5月30、31の2日間、高校生や教育関係者らを対象とした「自然体験活動研修会」を、八戸市の同所周辺で開催した。初日は「ハイク・森探検」が行われ、参加した10人が森林内を散策しながら、自然への関心を高めた。[br] 研修会は、安全に自然を楽しむ知識や技術の向上を目的に毎年実施している。今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、野外調理や宿泊を中止するなど、一部実施内容を変更して行った。[br] ハイク・森探検では、2班に分かれて自然の家周辺の森を散策。参加者はガイドの話に耳を傾けながら、リスが食べた後の松ぼっくりの残がいを拾って、リスと松林の関係性に理解を深めたり、サンショウの葉を摘み取り、爽やかな香りを楽しんだりした。[br] 中間地点の高岩展望台では、種差海岸を一望。眼下に広がる太平洋の絶景を楽しんだ。[br] 参加した八戸高専1年の長根充貴(みづき)さん(15)は「久しぶりの散策で良い汗をかいた。間近で実際に見る景色はきれいだった」と、晴天の下で汗を拭っていた。[br] 最終日は、いかだ作り体験や救命訓練を行った。サンショウの葉を摘み取り、匂いを嗅いでみる参加者