警察犬ハルク「お手柄」 遭難者発見、救助で貢献 七戸署が表彰

遭難者の発見、救助に活躍した山端俊徳さんとハルク
遭難者の発見、救助に活躍した山端俊徳さんとハルク
七戸町内の山林で、遭難者の発見、救助に貢献したとして、七戸警察署(戸田周悦署長)は5月29日、十和田市在住の警察犬指導手・山端俊徳さんと、警察犬のハルク・フォン・デァ・ライデンシャフト号を表彰した。 遭難は同月23日午前に発生。東北町の男性.....
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 七戸町内の山林で、遭難者の発見、救助に貢献したとして、七戸警察署(戸田周悦署長)は5月29日、十和田市在住の警察犬指導手・山端俊徳さんと、警察犬のハルク・フォン・デァ・ライデンシャフト号を表彰した。[br] 遭難は同月23日午前に発生。東北町の男性(80)が、七戸町の種苗管理センター上北農場近くの山林で山菜採りをしていて道に迷った。[br] 同署からの出動要請を受け、山端さんとハルクは同日午後2時半ごろから、男性の臭いを頼りに捜索を開始。男性とは携帯電話で通じていたが、途中で圏外となり、通話記録のあった地点に着いても姿が見えなかった。[br] そこから、ハルクが臭いに反応し、竹やぶを進んでいくと、男性を無事発見し、救助につながったという。男性にけがはなかった。[br] 同署での表彰式では、戸田署長が山端さんに感謝状、ハルクにはおやつを贈った。[br] 山端さんによると、ハルクは雄のシェパードで9歳のベテラン。山林を歩くのが得意で、山岳遭難者の捜索などで活躍してきた。今回は捜索から約1時間で発見しており、「完璧な動きで、お手柄だ」と愛犬を褒めていた。 遭難者の発見、救助に活躍した山端俊徳さんとハルク