弘前市職員個人情報流出 男性主査を懲戒免職

弘前市職員2747人分の個人情報を外部に流出させたとして、市は31日、市職員の男性主査(54)=同市=を同日付で懲戒免職にしたと発表した。動機について、男性主査は市の調査に対し、「市人事課の情報管理に疑問を持っていた」と話したという。 市に.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 弘前市職員2747人分の個人情報を外部に流出させたとして、市は31日、市職員の男性主査(54)=同市=を同日付で懲戒免職にしたと発表した。動機について、男性主査は市の調査に対し、「市人事課の情報管理に疑問を持っていた」と話したという。[br] 市によると、男性主査は昨年12月12日、自宅のパソコンに保存していた市職員の人事記録などを、青森県内の報道機関にメールで送信し、個人情報を流出させた。別の職員から業務で使うパソコンを引き継いだ際、データを発見し、保存していた。[br] その後、逮捕された男性主査は今年3月に地方公務員法(守秘義務)違反の罪で略式起訴され、青森簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた。[br] 31日、市役所で会見した鎌田雅人副市長は「市民の信頼を大きく失墜させ、多大なるご迷惑を掛けた。職員一丸となり信頼回復に努める」と陳謝。管理監督責任として、関係部署の元上司6人を口頭注意とした。