上北中体連、地区夏季大会開催せず/代替大会なし「苦渋の決断」

上北地方中学校体育連盟(会長・和田泰勝十和田東中校長)は28日、同地方中学校体育大会夏季大会(6月13~15日)について、中止することを明らかにした。新型コロナウイルス感染症の先行きが不透明なことなどから、代替大会も行わない。 青森県中体連.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 上北地方中学校体育連盟(会長・和田泰勝十和田東中校長)は28日、同地方中学校体育大会夏季大会(6月13~15日)について、中止することを明らかにした。新型コロナウイルス感染症の先行きが不透明なことなどから、代替大会も行わない。[br] 青森県中体連が県大会を断念した際、同地方中体連は当初会期での地区大会開催見送りを決定。その後、同地方中学校長会での協議などを踏まえて27日に中止を判断し、28日に各校に通知した。[br] 中止判断に当たっては、▽生徒や関係者の安全確保▽開催すれば、広域にわたる大人数での移動が必要▽部活動を再開から日が浅く、練習不足によるけがの懸念がある―ことを考慮。野球やサッカーなどの団体競技は、市町村をまたいだ合同チームで参加するケースがあるが、学校間での調整ができておらず、チーム態勢が整っていないことも課題となった。[br] 代替大会についても、感染症の先行きが見通せず、日時や会場の予定を組めない―として断念した。[br] 同校で取材に応じた和田会長は「3年生のため、何とかしてあげたい思いは強くあるが、開催にはクリアしなければならない項目が多い。苦渋の決断だ」と語った。[br] 新人大会(9月)の開催可否は、盆前までに判断する。