テークアウトで食堂応援 6店のオードブル、高校生が企画/十和田

十和田市内の食堂6店舗が参加する「とわだオードブル」をPRする十和田高校会議所のメンバー=23日、十和田市
十和田市内の食堂6店舗が参加する「とわだオードブル」をPRする十和田高校会議所のメンバー=23日、十和田市
新型コロナウイルスの影響を受ける大衆食堂を応援しようと、十和田市に住む高校生で組織する「十和田高校会議所」は、市内6店舗の料理を盛り合わせたテークアウト商品「とわだオードブル」を開発した。若い感性を生かした一皿に地域活性化の願いを込める。 .....
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 新型コロナウイルスの影響を受ける大衆食堂を応援しようと、十和田市に住む高校生で組織する「十和田高校会議所」は、市内6店舗の料理を盛り合わせたテークアウト商品「とわだオードブル」を開発した。若い感性を生かした一皿に地域活性化の願いを込める。[br] 同会議所は2019年に結成。現在は県立十和田西高と県立三本木農業高、県立三沢高の3校の生徒12人が活動し、「十和田バラ焼きゼミナール」の畑中宏之舌校長らの支援を受ける。[br] 今回の企画は会員制交流サイト(SNS)を使ってテークアウトを宣伝する飲食店がある中、インターネットを使った情報発信に不慣れな食堂の高齢店主を手助けしようと、3月下旬に始動。生徒が中心となって店との交渉に当たり、市内で長年経営してきた6店舗の参加を取り付けた。[br] オムライスやとんかつなどオードブルのメニューは、各店からそれぞれ厳選。同じ料理でも日によって担当を変えて味の違いを楽しんでもらうなど、実際の店舗にも足を運んでもらえるよう工夫する。[br] 市内の司バラ焼き大衆食堂が販売窓口となる。購入するには、前日の午前10時~午後5時に予約が必要で、価格は一皿3500円(税込み)。今後はSNSなどでも商品を紹介する。[br] 23日は同市稲生町の市観光物産センター前で完成品が披露された。同会議所会頭で十和田西高3年の相内大地さん(17)は「十和田の食文化を培ってきた食堂の味を地域の人にも知ってほしい」とPR。活動をサポートした畑中舌校長は、「若者のすばらしい発想のおかげ。オードブルから十和田の食文化の支援、地域の経済活性化につながれば、うれしい」と話した。[br] 問い合わせは司バラ焼き大衆食堂=電話080(6059)8015=へ。十和田市内の食堂6店舗が参加する「とわだオードブル」をPRする十和田高校会議所のメンバー=23日、十和田市