被告、飲酒運転「7、8回した」/つがる4人死亡事故・裁判員裁判

つがる市の国道で2018年9月、飲酒運転の車が暴走し4人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた同市森田町大館千歳、無職高杉祐弥被告(34)の裁判員裁判の第3回公判が21日、青森地裁(寺尾亮裁判長)であった。高.....
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 つがる市の国道で2018年9月、飲酒運転の車が暴走し4人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた同市森田町大館千歳、無職高杉祐弥被告(34)の裁判員裁判の第3回公判が21日、青森地裁(寺尾亮裁判長)であった。高杉被告は被告人質問で「22、23歳のころに7、8回は飲酒運転をしていた」と明かした。[br] 弁護側の被告人質問で、被告は事故前に自宅で友人とバーベキューをし、飲酒した様子を説明。友人との会話の中で「口調がおかしいという指摘を受けたことはなかったし、物を落としたり、ぶつけたりしたことはない」と証言した。[br] 検察側から法的評価とは別に、今回の行為が危険だったのか―と問われ、被告は「危険だと思う」と振り返った。[br] 弁護側が遺族に対する謝罪の意思を問うと、「申し訳ないという気持ちだけでは足りないし、何度謝っても許されることではない。一生をかけて申し訳ないという気持ちが伝わるように罰を受けなければいけない」と答えた。