青森シャモロックの飼育始める/三農高

青森シャモロックのひなの体重測定を行う生徒
青森シャモロックのひなの体重測定を行う生徒
青森県立三本木農業高(遠藤剛校長)の動物科学科1年生35人が14日、県の特産地鶏「青森シャモロック」の飼育を始めた。生徒たちは戸惑いながらも、ひなを両手で持って体温や大きさを体感。青森シャモロックの特徴などを学びながら準備作業に取り組んだ。.....
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 青森県立三本木農業高(遠藤剛校長)の動物科学科1年生35人が14日、県の特産地鶏「青森シャモロック」の飼育を始めた。生徒たちは戸惑いながらも、ひなを両手で持って体温や大きさを体感。青森シャモロックの特徴などを学びながら準備作業に取り組んだ。[br] 同科は毎年、動物の成長過程を学ぶ「農業と環境」の授業を実施しており、青森シャモロックと採卵鶏の「ボリスブラウン」を比較研究する飼育学習を行っている。[br] 飼育学習で生徒たちは、休日も当番制で管理してひな40羽の成長記録などのデータを収集。生後28日をめどに平飼いに移行して、9月ごろに成鶏の解体実習を行う。その後ボリスブラウンもひなから飼育する。[br] この日に初めてひなと接した生徒たちは、「かわいい」「ふわふわしてる」と歓声を上げながら観察。つつき合いによるけがなどを防ぐため、くちばしの先端を焼き切るデビーク作業を体験した後、ひなの体重を測定した。[br] 同科の坂部白虎(はくと)さん(15)は、「(初めてひなに触れて)命の重みや、ここから世話をするんだという実感がわいた。大事に育てていきたい」と意気込んだ。青森シャモロックのひなの体重測定を行う生徒