男性の育休取得率18・5% 前年度比2倍/青森県職員

青森県は18日までに、県職員の育児休暇取得率や女性職員の採用状況を公表した。2019年度の男性職員(対象者65人)の育休取得率は18・5%(12人)で前年度から2倍近く上昇。10年度の調査開始以来、初めて10%を越えた。 県は毎年、女性の採.....
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 青森県は18日までに、県職員の育児休暇取得率や女性職員の採用状況を公表した。2019年度の男性職員(対象者65人)の育休取得率は18・5%(12人)で前年度から2倍近く上昇。10年度の調査開始以来、初めて10%を越えた。[br] 県は毎年、女性の採用・登用や「仕事と生活の調和」(ワーク・ライフ・バランス)などの状況を公表している。[br] 男性常勤職員の育休取得率は、15年度6・1%、16年度4・6%、17年度3・1%、18年度9・5%。取得期間を見ると「1カ月未満」と「6カ月以上1年未満」が33・3%と同率で最も多く、「1カ月以上3カ月未満」が25・0%、「3カ月以上6カ月未満」が8・3%だった。[br] 増加の理由について、県人事課の古川朋弘課長は「育休制度への理解が進んだ結果だろう。男女ともに働きやすい環境づくりに一層努めたい」としている。[br] また、今年4月1日現在の常勤職員採用者(137人中)に占める女性の採用比率は38・7%(53人)。「女性活躍推進のための県特定事業行動計画」(16~20年度)に定めた目標値(40%)に届かなかった。[br] 管理職(副参事級以上)の割合は、5・4%で前年度比0・7ポイント増。目標の5%以上をクリアした。