【新型コロナ】三戸郡中体連、夏季大会中止へ

新型コロナウイルス禍で開催可否が注目される青森県南地方の地区中学校体育大会夏季大会(6月中旬)について、三戸郡中学校体育連盟(中体連)は15日、大会を中止し、代替措置として、競技部ごとに例年より規模を縮小した「競技会」の実施を検討すると明ら.....
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 新型コロナウイルス禍で開催可否が注目される青森県南地方の地区中学校体育大会夏季大会(6月中旬)について、三戸郡中学校体育連盟(中体連)は15日、大会を中止し、代替措置として、競技部ごとに例年より規模を縮小した「競技会」の実施を検討すると明らかにした。八戸市中体連は当初会期での実施を見送り、今月中にも延期か中止を判断することになった。[br] 夏季大会をめぐっては、県中体連が県大会(7月)の中止を決定。地区大会は各地区中体連の判断に委ねるとし、開催する場合の時期は7月下旬~8月上旬とするよう要請している。[br] 三戸郡中体連は13日の理事・競技委員長会議で郡夏季大会の中止方針を決め、14日の郡校長会で了承を得た。当初は来月13、14日に夏季大会を予定していた。[br] 佐藤和俊会長(五戸町立川内中校長)は取材に対し、「生徒や保護者、関係者の命を守るのが一番重要。中止せざるを得ない」と決定理由を説明。競技会については「3年生が努力の成果を発揮できないのはあまりにふびん。できれば7月中に開きたい」と述べ、日程や開催方式の検討を進める方針を示した。[br] 一方、八戸市中体連は15日、各校理事を集めて八戸一中で研修会を開催。各校の部活動が市教委の要請で5月末まで自粛となっている現状から、当初日程(6月13~15日)で開催できないことを確認した。[br] 今後は、市教委の意向を踏まえて、月内に開かれる校長会で延期か中止を決定。開催する場合は7月下旬~8月上旬に行う。取材に応じた佐々木敏文会長(八戸市立第一中校長)は「子どもたちの安全、安心を第一に考えながら、話し合って判断する」と語った。