被告側、過失運転致死傷罪主張へ つがる4人死亡事故

つがる市の国道で2018年9月、飲酒運転の車が暴走し4人が死亡した事故の裁判員裁判で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた同市森田町大館千歳、無職高杉祐弥被告(34)の公判前整理手続きが11日、青森地裁で開かれた。被告側は、.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 つがる市の国道で2018年9月、飲酒運転の車が暴走し4人が死亡した事故の裁判員裁判で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた同市森田町大館千歳、無職高杉祐弥被告(34)の公判前整理手続きが11日、青森地裁で開かれた。被告側は、危険運転致死傷罪には当たらず、同法の過失運転致死傷罪にとどまると主張する方針だ。初公判は19日。[br] 弁護人によると、被告は事故前に現金自動預払機(ATM)を操作したり、細い道を運転したりできたことなどから、正常に運転できる状態にあり、「危険運転致死傷罪には当たらない」としている。一方で、重大な事故を起こしたことに対しては、深く反省した様子だという。[br] 公判前整理手続きは11日で終了。公判では▽アルコールの影響で正常な運転が困難な状態だったか▽その状態を認識していたかどうか―の2点が争点になる。[br] 起訴内容によると、高杉被告は18年9月22日未明、アルコールの影響で正常な運転が困難な状態で運転。車4台が絡む事故を起こして男女4人を死亡させ、3人に重傷を負わせたとしている。