【新型コロナ】大型連休中、新幹線と特急の利用者95%減 史上最低に/JR旅客6社まとめ

JR旅客6社は7日、ゴールデンウイーク期間(4月24日~5月6日)の利用実績をまとめた。新幹線と在来線特急の主要線区は、前年同期の5%で、1987年のJR発足以来、最大の落ち込みになった。改元に伴う10連休があった昨年は1712万3千人で、.....
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 JR旅客6社は7日、ゴールデンウイーク期間(4月24日~5月6日)の利用実績をまとめた。新幹線と在来線特急の主要線区は、前年同期の5%で、1987年のJR発足以来、最大の落ち込みになった。改元に伴う10連休があった昨年は1712万3千人で、今年は91万6千人だった。[br] 東北新幹線盛岡―八戸間の上下を合わせた利用者は95%減の約1万8千人。北海道新幹線新青森―新函館北斗間は97%減の約4300人にとどまった。昨年はそれぞれ約37万6千人、12万8900人が利用していた。[br] 緊急事態宣言は5月末まで延長が決まり、新型コロナウイルスの感染拡大の影響は長期化する見通し。JR各社の経営に大きな影響が出るのは必至だ。[br] 利用減少や宣言延長を踏まえ東海道・山陽・九州各新幹線は、極めて異例となる定期列車の大幅減便を決定。11日以降、本数が通常の7~8割程度となり、少なくとも宣言発令中は続ける。[br] JR各社によると、新幹線の利用実績は東海道が前年同期の6%、山陽、東北ともに5%。北海道、秋田、山形いずれも3%、上越6%、北陸(東日本区間)4%、北陸(西日本区間)3%、九州7%だった。自由席の乗車率は10%以下が続出。0%の列車もあった。