【新型コロナ】むつ市長、期末手当受け取らない意向

むつ市の宮下宗一郎市長は1日の定例記者会見で、6月に支給される期末手当を受け取らない意向を表明した。「市民が困っている中、自分だけ賞与を受け取ることはできないと判断した」と述べた。新型コロナウイルス感染症に関する市の経済対策の財源に充てる。.....
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 むつ市の宮下宗一郎市長は1日の定例記者会見で、6月に支給される期末手当を受け取らない意向を表明した。「市民が困っている中、自分だけ賞与を受け取ることはできないと判断した」と述べた。新型コロナウイルス感染症に関する市の経済対策の財源に充てる。[br] 市総務部によると、宮下市長の期末手当の支給見込額は約157万円。今月中に支給額を「0」とするための条例改正へ、必要な手続きを行う。返還や返納ではないため、公選法違反には当たらないという。[br] このほか、むつ総合病院に設置が進められていた屋外のプレハブで感染が疑われる患者の診察に当たる「新型感染症外来」について、12日に運用を始めると発表した。[br] 診察を受ける前提として、むつ保健所の帰国者・接触者センターに電話で事前相談してもらうことが条件。同病院での受診を勧められた場合、翌日以降の診察予約をする必要がある。[br] 毎月行われる宮下市長の定例記者会見は、同日から手話通訳者付きで動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信が始まったほか、同市のコミュニティFM「FMアジュール」で聴けるようになった。