新型コロナ対策に役立てて 久慈地域エネルギー、久慈市に500万円寄付

遠藤譲一市長に目録を手渡す若林治男社長(左)
遠藤譲一市長に目録を手渡す若林治男社長(左)
久慈市と市内の民間5社でつくる自治体新電力会社「久慈地域エネルギー」(若林治男社長)は27日、新型コロナウイルス感染症対策として、黒字決算を見込む昨年度の事業利益から500万円を市に寄付した。 同社は市も資本参加して2017年に設立。市、久.....
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 久慈市と市内の民間5社でつくる自治体新電力会社「久慈地域エネルギー」(若林治男社長)は27日、新型コロナウイルス感染症対策として、黒字決算を見込む昨年度の事業利益から500万円を市に寄付した。[br] 同社は市も資本参加して2017年に設立。市、久慈商工会議所との3者でエネルギーの地産地消による地域貢献を掲げる連携協定を締結した。その趣旨に基づき、昨年も200万円を寄付している。[br] 27日は構成企業5社の代表者と若林社長が市役所を訪問し、遠藤譲一市長に目録を贈呈した。[br] 若林社長は、事業所や家庭向け電力販売の契約件数が千件を超え、一定の利益を確保できる見込みとなったと説明。「株主総会後の6月に寄付を予定していたが、時期を前倒しすることにした。地域で助け合ってこの状況を乗り越えたい」と強調した。遠藤市長は「多額の支援に感謝する。対策の財源とさせていただく」と述べた。遠藤譲一市長に目録を手渡す若林治男社長(左)