【新型コロナ】感染症病29床から99床に増/青森県内

新型コロナウイルスの感染者が入院する感染症病床について、青森県は27日、県内感染症指定医療機関6病院が用意する29床のほかに、指定医療機関の一般病棟や主な医療機関で70床が確保されていることを明らかにした。感染症病床は計99床になった。 こ.....
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 新型コロナウイルスの感染者が入院する感染症病床について、青森県は27日、県内感染症指定医療機関6病院が用意する29床のほかに、指定医療機関の一般病棟や主な医療機関で70床が確保されていることを明らかにした。感染症病床は計99床になった。[br] この日、青森市で行われた県新型コロナウイルス感染症医療対策会議で県が報告した。会議は冒頭以外、非公開で行われ、会議後に県健康福祉部の奈須下淳次長が取材に応じた。[br] もともと一指定医療機関の感染症病床は数床にとどまり、感染の拡大によって不足が避けられない状態だった。26日までに県内で確認された感染者22人の中にも指定医療機関以外の病院に入院した事例があった。[br] 県は対応可能な医療機関に増床を要請していたが、これまでは確保できる病床数の見通しを明らかにしていなかった。[br] 会議では、無症状や軽症患者の療養先としてビジネスホテルなどを活用する方針も了承。県は既にホテル側と協議を始めており、奈須下次長は「病院と変わらない対応が求められているので、こまごました調整が必要」と話した。