【記者席】「協力的議論」もくぎ指す

○…1人に一律10万円給付を盛り込んだ2020年度補正予算案に「協力的に議論していく」と語るのは国民民主党の田名部匡代副代表。与野党が月内成立に向けた審議日程を確認したが、「野党の言い分でも必要なことは真摯(しんし)に受け止めて実行を」とく.....
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 ○…1人に一律10万円給付を盛り込んだ2020年度補正予算案に「協力的に議論していく」と語るのは国民民主党の田名部匡代副代表。与野党が月内成立に向けた審議日程を確認したが、「野党の言い分でも必要なことは真摯(しんし)に受け止めて実行を」とくぎを刺す。[br] というのも、国民には1カ月以上前から一律給付を含む独自の経済対策を示してきた自負がある。自民党が検討する飲食店などの家賃支援も率先して訴え、田名部氏は「対策を小出しにしても自粛が長引くだけ。最悪の事態を想定し、思い切った決断をするのが政治だ」と怒りを押し殺す。[br] 地元から寄せられる資金繰りなどの相談も、詳しく聞くと既に充てられる支援策が多いという。実感した周知不足の打開策は「布マスク配布に466億円も使うぐらいなら、支援策のコマーシャルに使った方がずっといい」。