九戸城を活かす会、市に木柵贈呈 車止めなどに活用/二戸

鳩岡矩雄教育長(前列右から4人目)に木柵を贈る田代博之会長(同同3人目)ら
鳩岡矩雄教育長(前列右から4人目)に木柵を贈る田代博之会長(同同3人目)ら
二戸市の「九戸城を活(い)かす会」(田代博之会長)は、「城の日」の4月6日、九戸城跡エントランス広場ガイドハウスで、市に木柵20枚を贈った。木柵は大手門や二の丸の車止めなどに活用される。 同会30周年記念事業の一環として寄贈した。木柵は高さ.....
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 二戸市の「九戸城を活(い)かす会」(田代博之会長)は、「城の日」の4月6日、九戸城跡エントランス広場ガイドハウスで、市に木柵20枚を贈った。木柵は大手門や二の丸の車止めなどに活用される。[br] 同会30周年記念事業の一環として寄贈した。木柵は高さ0・8メートル、幅1・3メートルで、市内産のスギを使用。同市の建設業「カネキ・パンダホーム」が製作した。[br] 贈呈式で田代会長は、「会の発足当時は九戸城跡について知らない人が多く、歴史や文化を広めたいという思いで活動を続けてきた。今後も市の宝として盛り上げていきたい」と述べた。[br] 田代会長から目録を受け取った鳩岡矩雄教育長は、「木柵は城跡にあった品格がある。末永く大切に使わせていただきたい」と感謝した。[br] 九戸城跡では4日から、ガイドハウスの運営も始まった。今年から、市観光協会が「九戸城ボランティアガイドの会」(鈴木耕治代表)から運営を継承。市内の他の観光地や施設との連携を深めて、観光客の満足度向上を目指す。同会はガイド業務に専念する。[br] ガイドハウスは11月30日まで開館する予定。時間は午前10時~午後3時。ガイドによる説明は1週間前までの完全予約制。[br] 問い合わせは、二戸市観光協会=電話0195(23)3641=へ。鳩岡矩雄教育長(前列右から4人目)に木柵を贈る田代博之会長(同同3人目)ら