【新型コロナ】岩手県独自の対処方針策定へ 達増知事表明

新型コロナウイルスの基本的対処方針を岩手県独自に策定する考えを示した達増拓也知事=3日、県庁
新型コロナウイルスの基本的対処方針を岩手県独自に策定する考えを示した達増拓也知事=3日、県庁
岩手県の達増拓也知事は3日、県独自で新型コロナウイルスの基本的対処方針を策定する考えを示した。県庁で開いた新型コロナの対策本部員会議で、達増知事が自ら考えた素案を提示し、早急に取りまとめの作業に入るよう関係部局に指示した。 素案はたたき台の.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 岩手県の達増拓也知事は3日、県独自で新型コロナウイルスの基本的対処方針を策定する考えを示した。県庁で開いた新型コロナの対策本部員会議で、達増知事が自ら考えた素案を提示し、早急に取りまとめの作業に入るよう関係部局に指示した。[br] 素案はたたき台の位置づけで、基本的には国の方針や専門家会議の提言にならい、県民に向けて分かりやすくしたもの。[br] 一方、国の方針が明確に示されていない経済・雇用対策については、産業別、業種別に県内の問題点や目指す方向性を盛り込む考えだ。[br] 最終的な取りまとめの時期は未定だが、7日ごろに見込まれる国の新たな経済対策の決定も踏まえて今後、関係部局が文言の追加、修正作業などを進める。[br] 県独自の基本的対処方針を策定する意義について、達増知事は「県の対策を市町村や県民と共有することで、さまざまな対応がスムーズになる。民間の創意工夫などにも期待できる」と述べた。新型コロナウイルスの基本的対処方針を岩手県独自に策定する考えを示した達増拓也知事=3日、県庁