19年人口、124万6291人 前年比1万6524人減/青森県

青森県が2日発表した2019年の県人口(10月1日現在)は124万6291人で、前年から1万6524人(1・31%)減少した。出生と死亡に伴う自然動態は1万931人減と今回初めて1万人を超え、過去最高を更新した。社会動態の転入者が1万998.....
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 青森県が2日発表した2019年の県人口(10月1日現在)は124万6291人で、前年から1万6524人(1・31%)減少した。出生と死亡に伴う自然動態は1万931人減と今回初めて1万人を超え、過去最高を更新した。社会動態の転入者が1万9986人と前年に比べ425人増えたが、転出者も増加。少子高齢化や人口流出の傾向は変わらず、人口減少に歯止めが掛からない状況が続いている。[br] 自然動態の内訳は、出生者7323人、死亡者1万8254人。年齢別推計人口は、15歳未満の年少人口は13万2699人(3665人減)、15~64歳の生産年齢人口は69万1837人(1万5649人減)、65歳以上の老年人口は41万505人(2790人増)。年少人口は過去最少、老年人口は過去最多となった。 社会動態は5593人減。転入者は微増したものの、転出者も2万5579人と前年比で198人増加した。[br] 転入者は近年、2万人前後で推移。県や各市町村が移住促進イベントの開催や国の支援金制度を活用し、人口や地域活力の維持に取り組んでいる。[br] 転入者が増加した要因について、県統計分析課の担当者は「県などが進めるUIJターン推進の効果が一定程度あったとみられる」と分析している。[br] 年齢別に見ると、県内への転入は22歳の1085人、県外への転出は18歳の2674人が最多だった。