八戸工業高材料技術科の3年生全員「ジュニアマイスター」に

ジュニアマイスターに認定された材料技術科の生徒
ジュニアマイスターに認定された材料技術科の生徒
青森県立八戸工業高(瀨川浩校長)材料技術科の3年生35人全員が、ジュニアマイスターに認定された。全員認定は同校初。さらに高度な資格を多く取得する「ジュニアマイスター特別表彰者」には、同科と機械科、土木建築科の3年生計5人が選ばれ、例年以上の.....
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 青森県立八戸工業高(瀨川浩校長)材料技術科の3年生35人全員が、ジュニアマイスターに認定された。全員認定は同校初。さらに高度な資格を多く取得する「ジュニアマイスター特別表彰者」には、同科と機械科、土木建築科の3年生計5人が選ばれ、例年以上の快挙に生徒や教員らは喜んでいる。[br] ジュニアマイスター顕彰制度は、全国工業高校長協会(東京都)が全国の工業高生を対象に実施。資格取得や検定合格によってポイントが与えられ、ポイントをためてランクを上げていくと、大学進学の際に奨学金が給付されたり、就職に有利になったりと利点がある。[br] 得点の合計によって区分が分かれ、35人のうちゴールドは過去最多の21人、シルバーは9人、ブロンズは5人が取得。国家資格を三つ取り、ゴールドに輝いた馬渡龍之介さん(18)は「春から八戸市内で働く。ジュニアマイスターを通して工業の基礎を身に付けられたので、会社に貢献できるよう頑張りたい」と意気込んだ。[br] 特別表彰者に選ばれた石ケ森大知さん(18)は市庁への就職が決まっており、「(資格の勉強で)3年間大変だったが、就職を見据えてなるべくたくさん取った。市民の安全のために尽くしたい」と話した。ジュニアマイスターに認定された材料技術科の生徒