緊急時対策所の建設現場で養生シート焼く/原燃

日本原燃は21日、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)と同じ敷地内の新たな緊急時対策所の建設現場で、養生シート約900平方センチメートルを焼く火災が発生したと発表した。けが人はなく、周辺環境にも影響はないとしている。火災後は作業を中断し、原.....
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 日本原燃は21日、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)と同じ敷地内の新たな緊急時対策所の建設現場で、養生シート約900平方センチメートルを焼く火災が発生したと発表した。けが人はなく、周辺環境にも影響はないとしている。火災後は作業を中断し、原因などを調査中。[br] 原燃によると、同日午前11時半ごろ、協力会社の作業員が電線管の支持部材を溶接中、金属が溶け出した。金属は難燃性のシートを貫通し、下に敷いていた養生シートに引火した。作業員が直ちに消火し、消防に通報。午後0時5分、六ケ所消防署の署員が鎮火を確認した。[br] 原燃は緊急・重要性が最も高い「A情報」として、同1時20分に青森県と村へ連絡。県と村は職員を派遣し、詳細な報告を求めた。[br] 建設現場近くでは昨年3月にも、鉄筋の切断作業中にカッターから出た火花で、枯れ草約37平方メートルを焼く火災が発生している。