【新型コロナ】国、青森県にマスク5万枚 県内医療機関へ配布

新型コロナウイルスの感染拡大により国内の医療機関でマスクが不足している問題で、青森県は19日の県議会環境厚生委員会で、国から県内の医療機関へ医療用マスク4万9100枚が配布されたことを明らかにした。国からの支給は初めて。 県医療薬務課による.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大により国内の医療機関でマスクが不足している問題で、青森県は19日の県議会環境厚生委員会で、国から県内の医療機関へ医療用マスク4万9100枚が配布されたことを明らかにした。国からの支給は初めて。[br] 県医療薬務課によると、配布対象は職員が1日1枚マスクを使う場合、1週間分の在庫が足りず、1週間以内に納入のめどが立っていない医療機関。在庫が確保されている帰国者・接触者外来が設置されている医療機関や、感染症指定医療機関は対象外。[br] マスクの受け取りは16日。八戸や上十三など県内7つの郡市医師会を通じて配布されるほか、歯科医師会や薬剤師会を通じても配布される。[br] 新型ウイルスは終息の見通しが立っておらず、県内の医療機関からはマスク不足を心配する声も聞かれる。八戸市内のある病院では今後1カ月分の在庫はあるものの、できるだけ節約に努めている。病院の担当者は「在庫があるといっても入荷しづらい状況。このままでは足りなくなるので配布があるなら助かる」と話す。[br] 同課によると、国からの2回目のマスク供給は来週中に予定されているが、枚数は未定という。