冬季国体の経済効果2・5億円/八戸市試算

冬季国体スケート・アイスホッケー競技会の経済効果額が報告された会議=八戸市
冬季国体スケート・アイスホッケー競技会の経済効果額が報告された会議=八戸市
八戸市は17日、1月29日から2月2日まで同市などで開催された冬季国体スケート・アイスホッケー競技会について、市外からの来場者アンケートを基に経済効果額を試算した結果、2億5166万円に上ったことを明らかにした。 同市のスポーツに関する事業.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸市は17日、1月29日から2月2日まで同市などで開催された冬季国体スケート・アイスホッケー競技会について、市外からの来場者アンケートを基に経済効果額を試算した結果、2億5166万円に上ったことを明らかにした。[br] 同市のスポーツに関する事業を一元的に進める組織「地域スポーツコミッション」設立に向けた戦略会議で明らかにした。[br] 効果額は大会期間中、市外からYSアリーナ八戸を訪れた来場者352人のアンケートから算出。効果額のうち、ホテルや飲食店などへの直接効果は1億7111万円、食料などの購入で誘発される第一次波及効果は4931万円、ホテルの従事者の給料などのうち、従業員が消費に回したとみられる第二次波及効果は3124万円に上った。[br] 今回の試算は、民間の調査会社に依頼して実施。冬季国体の経済効果を巡っては、過去に市が総務省の産業連関表などを活用して試算した結果として、宿泊や飲食、交通などの分野に計約5億円の効果があった―と示している。[br] 同日の会議ではほかに、スポーツコミッション設立後の収益確保に向けた活動内容などについて議論。既存の全国大会誘致や新規大会の設立、合宿誘致などに取り組むべき―などの意見が聞かれた。冬季国体スケート・アイスホッケー競技会の経済効果額が報告された会議=八戸市