旧柏崎小跡地 山車小屋6棟案を打診 完成時期は見通せず/八戸市

八戸市の旧柏崎小跡地への山車小屋設置計画で、市は12日、地元の住民に6棟を設置する案を提示していることを明らかにした。ただ、地域住民も含め、山車組側など関係団体との調整について、現時点で「合意がとれていない」と説明。今後も協議を続ける意向を.....
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 八戸市の旧柏崎小跡地への山車小屋設置計画で、市は12日、地元の住民に6棟を設置する案を提示していることを明らかにした。ただ、地域住民も含め、山車組側など関係団体との調整について、現時点で「合意がとれていない」と説明。今後も協議を続ける意向を強調した。一方、当初、2020年度としていた完成時期に関しては「明確な時期は説明できない」と、先送りする考えを明らかにした。[br] 山車小屋設置を巡っては、これまでに東部終末処理場で山車制作に当たる山車組の移転場所として、4棟を設置する案を示していた。[br] 同日の市議会予算特別委員会で、安原清友観光課長は「山車小屋の設置に向けて地元や関係団体と協議を進める中、当初予定していた以外にも山車小屋の確保に苦慮する組が多く出てきた」と説明。市が示す6棟よりもさらに設置棟数を増やすよう求める意見も多く、関係団体との調整が難航していることを明かした。[br] その上で、計画に関しては本年度内に基本設計をまとめ、20年度に土地の用途変更の手続きに入る方向で作業を進めているが、その後の実施設計や工事などは、棟数などが決まらなければ着手が難しく、完成時期は明言できない―とした。