「クルーズ船」「マスク」などが題材に 青森県立高校入試問題で

クルーズ客船、マスク着用―。10日に行われた青森県立高校入試の英語の問題で、新型コロナウイルスを思わせるような話題が出題された。県教委学校教育課の担当者は「高校入試の問題は長期間にわたって検討を重ねて作成されている。新型ウイルス流行時にはす.....
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 クルーズ客船、マスク着用―。10日に行われた青森県立高校入試の英語の問題で、新型コロナウイルスを思わせるような話題が出題された。県教委学校教育課の担当者は「高校入試の問題は長期間にわたって検討を重ねて作成されている。新型ウイルス流行時にはすでに問題ができあがっていた」とし、関連性を否定したが、時事問題を“先読み”した格好となった。[br] 新型ウイルスの流行と類似する話題は英語の試験2問で登場した。一つは、青森港に寄港したクルーズ客船の数を示したグラフに関する問題。また、日本の高校生とアメリカ人学生との会話文を題材にした問題では、「マスクを着けた日本人をよく見る」といった会話が交わされていた。[br] 八戸市内で塾を経営する男性(35)は「県教委に非がないのは分かっているが、タイミングとしてあまりにも悪いというか、運がないというか。受験した生徒たちに影響はないだろうが、タイムリーな話題に驚いたはずだ」と話した。