仮庁舎置かずに新庁舎建設/野辺地・検討委

野辺地町が進める町役場新庁舎計画の見直しで、町民らによる検討委員会の第4回会合が5日、町役場で開かれた。基本構想案に、新庁舎を建設する際、仮庁舎を設置せずに現庁舎を使用しながら建設を進めるプランを示し、概算総事業費を19億752万円と算定し.....
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 野辺地町が進める町役場新庁舎計画の見直しで、町民らによる検討委員会の第4回会合が5日、町役場で開かれた。基本構想案に、新庁舎を建設する際、仮庁舎を設置せずに現庁舎を使用しながら建設を進めるプランを示し、概算総事業費を19億752万円と算定した。[br] 現庁舎は、同じ場所にある第1~第3の三つの庁舎で構成されている。今回のプランでは、現庁舎付近の民間所有地約1720平方メートルを購入し、第2庁舎の土地と合わせて新庁舎を建設。第1、3庁舎は建設中も運用し、仮庁舎は設置しない。現庁舎はいずれも解体し、駐車場とする。新庁舎は2024年の供用開始を目指すとしている。[br] 新庁舎を現在の場所に建設する今回の案は、新町地区に移転する旧案に比べ、事業費を約3億円圧縮することができるという。[br] ただ、町は既に新町地区の用地購入などで約1億7千万円を費やしており、実質的な経費の圧縮幅は約1億3千万円にとどまる。[br] 次回会合で案が固まれば、4月までに野村秀雄町長に答申する考え。