久慈湊小移転改築、候補地は3カ所/久慈市議会一般質問

久慈市議会定例会議は一般質問最終日の5日、1会派の代表者と4議員が登壇した。浅水泰彦教育部長は、津波浸水区域にある市立久慈湊小の移転改築について、建設候補地を学区内の3カ所に絞り込んだと明らかにした。 市教委によると、候補地は旭町地区の県立.....
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 久慈市議会定例会議は一般質問最終日の5日、1会派の代表者と4議員が登壇した。浅水泰彦教育部長は、津波浸水区域にある市立久慈湊小の移転改築について、建設候補地を学区内の3カ所に絞り込んだと明らかにした。[br] 市教委によると、候補地は旭町地区の県立久慈病院南側、共に源道地区で北リアス病院の東側と北側の計3カ所。安全性が確保され、学区の中心になり得る立地を重視した。事業費は最大で20億8240万円。[br] 同校幹部やPTA、地域住民でつくる検討委員会の意見を踏まえ、市教委が3候補地に集約した基本構想の素案を策定。6~19日に素案に関するパブリックコメントを行う。[br] 2024年春の開校予定で、浅水部長は「20年度の早い段階で市教委として建設地を決め、用地測量に入りたい」と述べた。[br] 同校は現在、久慈川沿いにあり、2011年3月の東日本大震災で床上浸水の被害にあった。市は当初、国の復興交付金の活用を模索したが、事業採択されなかった。