スタジアム照明設備、20年度末の完成目指す/八戸市

八戸市多賀多目的運動場(同市市川町)の天然芝球技場「プライフーズスタジアム」に設置する方針となっている照明設備について、市は4日、2020年度末の完成を目指す考えを明らかにし、設計や工事などの関連経費6億5560万円を盛り込んだ19年度一般.....
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 八戸市多賀多目的運動場(同市市川町)の天然芝球技場「プライフーズスタジアム」に設置する方針となっている照明設備について、市は4日、2020年度末の完成を目指す考えを明らかにし、設計や工事などの関連経費6億5560万円を盛り込んだ19年度一般会計補正予算案を市議会定例会に提案した。[br] 同球技場はサッカーJ3に所属するヴァンラーレ八戸の本拠地で、主にホームゲームで使われる。[br] 16年10月の供用開始直前に、J3スタジアムの施設基準を定めた検査要項の改正があり、22年6月までに照明設備の設置が必要となっている。期限までに設置せず、基準を満たすことができなけれなれば、ヴァンラーレに対するJリーグのクラブライセンスが不交付となる。[br] 市が設置するのは、夜間の試合も可能な照度1500ルクス以上の照明設備。総工費は6億5560万円の予定で、財源としては、市の持ち出しのほか、国の地方創生拠点整備交付金の活用を見込んでいる。[br] 市は同予算案が議決されれば、21年3月末までの完成に向け、地盤調査や設置設備の設計、住民説明会など具体的な手続きに着手。同球技場をJ3の基準に適合した施設とする方針だ。