総合運動公園、22年度まで予算計上せず/久慈市議会一般質問

久慈市議会定例会議は4日、一般質問に入り、3会派の代表者が登壇した。同市南田地区に整備する総合運動公園について、後忠美教育長は「2022年度までは関連予算を計上しない」と述べ、財源を確保できないことを理由に、計画を一時凍結する方針を明らかに.....
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 久慈市議会定例会議は4日、一般質問に入り、3会派の代表者が登壇した。同市南田地区に整備する総合運動公園について、後忠美教育長は「2022年度までは関連予算を計上しない」と述べ、財源を確保できないことを理由に、計画を一時凍結する方針を明らかにした。[br] 同公園は野球場やテニスコート、陸上競技場兼サッカー場の整備を計画。市は18年2月に基本計画を公表したが、75億6800万円に上る事業費がネックとなり、進んでいなかった。[br] 市は16年の台風10号、昨年の台風19号と続いた災害の復旧に傾注。広域道の駅(建設費12億5785万円)などの大型施設整備も控えており、当面の予算確保が困難と判断した。[br] 一方、整備予定地の見直しに関して後教育長は「総合的に評価して基本計画を取りまとめた。再考はしていない」と述べ、変更しないとの考えを示した。[br] 市は当初段階で19年度に基本設計、20年度に実施設計などを経て、22年度に野球場の建設に着工する見通しを示していた。