八戸合同庁舎、老朽化で建て替えへ/青森県

建て替えとなる八戸合同庁舎=八戸市尻内町
建て替えとなる八戸合同庁舎=八戸市尻内町
青森県は建設から約50年が経過し老朽化が進んでいる八戸合同庁舎の建て替えに向け、2020年度に基本計画を策定する。同じ敷地内にある三戸地方保健所、八戸児童相談所と付近の三八地域農林水産部庁舎の集約も検討する。設計委託を経て、22年度以降に着.....
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 青森県は建設から約50年が経過し老朽化が進んでいる八戸合同庁舎の建て替えに向け、2020年度に基本計画を策定する。同じ敷地内にある三戸地方保健所、八戸児童相談所と付近の三八地域農林水産部庁舎の集約も検討する。設計委託を経て、22年度以降に着工する予定だ。[br] 同庁舎本館は1971年に完成し、鉄筋コンクリート造り4階建て(延べ床面積は4322平方メートル)。隣接する別館は96年完成、鉄骨造り3階建て(833平方メートル)。本館、別館内には三八地域県民局や三八教育事務所の部局、消費生活センターなどが入っている。[br] 県は17、18年度に同庁舎の耐震診断を実施。これまでの補強により一般建物としては十分な耐震強度を持つが、「災害対応を考慮した場合は不十分」とされた。老朽化のため全面改修でもコストがかさむことから、建て替えの方針を決めたという。[br] 規模などは未定だが、場所は基本的に現在地を想定。ただ、県行政経営管理課は「敷地が馬淵川の浸水区域に入っているため、移転も考慮して適地の調査を進める」としている。建て替えとなる八戸合同庁舎=八戸市尻内町