ブレストで団結力アップ 五戸で女性消防団の合同研修会

車座になってブレーンストーミングを体験する参加者
車座になってブレーンストーミングを体験する参加者
第17回女性消防団員交流会が24日、アピル五戸で開かれ、五戸、三戸、田子、南部、おいらせ各町と青森市の女性団員や、消防団の男性幹部ら計54人が、団結力やコミュニケーション力のアップを目指し、ブレーンストーミング(ブレスト)の方法を学んだ。 .....
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 第17回女性消防団員交流会が24日、アピル五戸で開かれ、五戸、三戸、田子、南部、おいらせ各町と青森市の女性団員や、消防団の男性幹部ら計54人が、団結力やコミュニケーション力のアップを目指し、ブレーンストーミング(ブレスト)の方法を学んだ。[br] 交流会は三八地域を会場に毎年開かれ、五戸町での開催は5年ぶり。今回は有事に向けた結束強化に役立てようと、東北メディカル学院(同町)の植嶋平治専務理事が、チームづくりをテーマに講演した。[br] ブレストはある議題について、小グループで自由に全員がアイデアを出し合う手法。新たな発想の創出に加え、議論の過程で対話不足の解消やチームワークの強化が期待できるという。[br] 研修では、植嶋さんがブレストのルールを説明した後、参加者が各市町混合の6、7人のグループに分かれて実際に体験。グループ内で、一人一人が公私を問わず悩みを発表し、そのうちの一つを課題に取り上げた。[br] 課題は「部屋が片付けられない」「晩酌が多くて怒られる」などユニークなものが多く、メンバーが解決に向けたアイデアを次々と提案。議論が進むにつれて盛り上がりを見せ、メンバー同士の親交が深まった様子だった。[br] 五戸町消防団の田中さなえさんは「誰でも簡単にできる方法で面白い。グループの半数が初対面だったが、最初と最後では雰囲気が全く違い、仲間意識も芽生えた」と話していた。車座になってブレーンストーミングを体験する参加者