福岡工業の存続訴える姿勢/二戸市議会一般質問

二戸市議会定例会は一般質問最終日の28日、2議員が登壇。岩手県立高校再編計画の後期計画案(2021~25年度)に盛り込まれた福岡工業高と一戸高を統合する案について、市側は同計画に対するパブリックコメントに意見を出すなどして、福岡工業高の存続.....
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 二戸市議会定例会は一般質問最終日の28日、2議員が登壇。岩手県立高校再編計画の後期計画案(2021~25年度)に盛り込まれた福岡工業高と一戸高を統合する案について、市側は同計画に対するパブリックコメントに意見を出すなどして、福岡工業高の存続を訴えていく姿勢を改めて示した。[br] 県教委は、地域産業を支える人材育成などを見据え、工業系の福岡工業と総合学科のある一戸高を24年度に統合する方針。藤原淳市長は「市としてのパブリックコメントのほか、私としても5月に予定される地域検討会議で意見を申し上げたい」と述べた。[br] 一方、子育て支援に関して、市は幼児教育・保育の無償化の対象外となっている住民税課税世帯の0~2歳児の保育料を軽減する場合は年間4200万円、実費負担となっている3~5歳までの第2子の副食費を軽減する場合は年間250万円の経費がかかる―との試算を明らかにした。[br] 藤原市長は「実施した場合は毎年この経費が新たに必要になる。市の財政状況や国、県の補助事業を総合的に勘案して実施方法などを検討したい」とした。