三戸地区葬祭場建て替えで安全祈願祭

くわ入れを行う工藤祐直管理者
くわ入れを行う工藤祐直管理者
三戸町川守田の三戸地区葬祭場の立て替え工事に伴う安全祈願祭が27日、同葬祭場で開かれ、関係者約30人が工事の無事を祈った。新たな葬祭場は敷地内に整備予定で、2021年4月の利用開始を目指し、本体工事に入る。 同葬祭場を運営する三戸地区環境整.....
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 三戸町川守田の三戸地区葬祭場の立て替え工事に伴う安全祈願祭が27日、同葬祭場で開かれ、関係者約30人が工事の無事を祈った。新たな葬祭場は敷地内に整備予定で、2021年4月の利用開始を目指し、本体工事に入る。[br] 同葬祭場を運営する三戸地区環境整備事務組合の管理者を務める工藤祐直南部町長や、施工業者の鴻池組東北支店の加藤康常務執行役員支店長ら約30人が出席。くわ入れなど神事を行った。[br] 工藤管理者は「設計には、故人が慣れ親しんだ風景や土地の記憶を継承し、遺族らが心ゆくまで見送りができるという基本理念を反映させた」と述べ、新葬祭場の完成を心待ちにした。[br] 現葬祭場は1973年に建設され、老朽化が進んでいた。新葬祭場は鉄筋コンクリート造り一部木造の平屋で、延べ床面積は約1192平方メートル、総事業費が約11億2千万円。[br] 炉は2基で従来と変わらないものの、設備の機能向上により、一日に対応できる火葬件数は1件増の4件となる。年間約600件に達する火葬件数のさらなる増加へ対応する。くわ入れを行う工藤祐直管理者