十和田市現代美術館 新館長に鷲田めるろ氏

十和田市現代美術館の新館長に就任する鷲田めるろ氏
十和田市現代美術館の新館長に就任する鷲田めるろ氏
十和田市現代美術館の新館長にフリーランスのキュレーターとして活動する鷲田めるろ氏(46)が4月1日付で就任する。2016年4月から館長を務める小池一子氏は3月31日付で退任し、同館の活動を支援する団体「十和田市現代美術館パートナーズ」の特別.....
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 十和田市現代美術館の新館長にフリーランスのキュレーターとして活動する鷲田めるろ氏(46)が4月1日付で就任する。2016年4月から館長を務める小池一子氏は3月31日付で退任し、同館の活動を支援する団体「十和田市現代美術館パートナーズ」の特別顧問に就く。[br] 鷲田氏は京都市出身。博物館などの資料の鑑定や研究に関する専門職「キュレーター」として、金沢市の金沢21世紀美術館の立ち上げに関わり、レアンドロ・エルリッヒ氏の「スイミング・プール」などの常設作品の設置を担当。開館後は、街中の展覧会など現代美術や建築の企画に携わった。17年には、ベネチア・ビエンナーレの日本館キュレーターに選出。18年に独立し、19年のあいちトリエンナーレのキュレーターを務めた。[br] 同館と周辺のアート広場は、今年で節目の10周年を迎える。鷲田氏は「街に開かれた美術館でありながら、海外など遠くから人を呼べる、ローカルとグローバルの場を目指していきたい」と述べた。十和田市現代美術館の新館長に就任する鷲田めるろ氏