十三日町の“シンボル”3年ぶりに営業再開へ ホテルグローバルビュー八戸が27日にプレオープン

今月27日にプレオープンすることになったホテルグローバルビュー八戸=21日、八戸市十三日町
今月27日にプレオープンすることになったホテルグローバルビュー八戸=21日、八戸市十三日町
改修工事が進む八戸市十三日町の「ホテルグローバルビュー八戸」(旧八戸第1ワシントンホテル)が、今月27日に客室の一部を稼働する形でプレオープンすることが21日、運営会社のリオ・ホテルズ東北への取材で分かった。グランドオープンは5月を目指す。.....
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 改修工事が進む八戸市十三日町の「ホテルグローバルビュー八戸」(旧八戸第1ワシントンホテル)が、今月27日に客室の一部を稼働する形でプレオープンすることが21日、運営会社のリオ・ホテルズ東北への取材で分かった。グランドオープンは5月を目指す。当初は1月中のオープンを想定していたが、設計変更や設備の入れ替えなどが必要になり、工期に遅れが生じた。旧第1ホテルは2017年から閉鎖中で、十三日町の中核をなす市内最大級の宿泊施設が新たなホテルとして3年ぶりに営業を再開する。[br] 同社によると、ホテルは9階建てで、客室数は以前の216室から226室に増やす。プレオープンの段階では、客室の3割弱と朝食会場となる9階のレストランを稼働させ、3月末までに半数程度の客室で営業を行うという。21日から宿泊予約を受け付けている。[br] 館内の施設や設備については、2階に宿泊者専用の大浴場のほか、市民らが利用できるバーもグランドオープンに合わせて新設。1階のプロムナードスペースに入居する店舗などは未定という。[br] オープンが複数に分かれる形になることについて、同社の臼杵紗季代表取締役は「地元の方々に期待してもらっている中、一刻も早くみなさんに喜んでもらいたかった」と説明。「ロビーに地元工芸品を飾るなどして八戸の魅力を宿泊者に知ってもらえるホテルにしたい」と強調した。[br] 旧第1ホテルを巡っては耐震診断の結果で17年4月に閉鎖し、徒士町の旧八戸第2ワシントンホテル(現ホテルグローバルビュー八戸アネックス)に機能を移して営業。中心街関係者からは、旧第1ホテルの早期営業再開を望む声が上がっていただけに、今回のリニューアルへの期待感は大きい。[br] 国道を挟んで真向かいに立地する、チーノはちのへの原隆男社長は「ホテルが閉鎖した影響は大きかった。リニューアルされれば人の流れも変わり、チーノへの波及効果もあるだろう」と強調。茶専門店「山口源兵衛商店」の山口義三店主は「十三日町の集客力が上がり、まちの雰囲気が明るくなってくれれば。一日も早くグランドオープンしてほしい」と話した。今月27日にプレオープンすることになったホテルグローバルビュー八戸=21日、八戸市十三日町