豊作願い繭玉作り 倉石小

繭玉作りに取り組む児童
繭玉作りに取り組む児童
五戸町立倉石小(漆畑正一郎校長)の5年生21人が10日、学校田で栽培したもち米を使って五穀豊穣(ほうじょう)を祈る繭玉飾りを作り、昨年の実りに感謝しながら今年の豊作を願った。 同校では毎年、5年生が農薬や除草剤を使わない抑草農法でコメ作りを.....
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 五戸町立倉石小(漆畑正一郎校長)の5年生21人が10日、学校田で栽培したもち米を使って五穀豊穣(ほうじょう)を祈る繭玉飾りを作り、昨年の実りに感謝しながら今年の豊作を願った。[br] 同校では毎年、5年生が農薬や除草剤を使わない抑草農法でコメ作りを体験。今年は約275キロを収穫し、大豊作だったという。[br] 繭玉作りは旧中市小時代からの伝統行事で、白、赤、黄、緑の計4色の餅で飾り付けている。[br] この日はもち米約3キロと、学区内で伐採した高さ約4メートルのミズキの木を使用。児童が餅を一つ一つ枝に巻き付け、カラフルな繭玉飾りを完成させた。また、繭玉の由来や餅の色の意味なども学んだ。[br] 小渡結愛さん(11)は「繭玉は見たことがあったが、意味を知ったのは初めて。餅がちぎれやすく、巻き付けるのが少し大変だった」と話した。繭玉作りに取り組む児童