「けがの予防、心掛けて」青森県高野連が八戸で野球指導者研修会

けが防止のための投球方法を指導する川村卓講師(手前)=八戸高体育館
けが防止のための投球方法を指導する川村卓講師(手前)=八戸高体育館
青森県高野連は8日、市内外の小、中学校の監督や現役大学生を対象とした野球指導者研修会を八戸高体育館で開いた。野球における投球、打撃動作研究に取り組む筑波大体育系准教授で硬式野球部監督の川村卓氏(49)が「発育発達に応じた野球のトレーニング学.....
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 青森県高野連は8日、市内外の小、中学校の監督や現役大学生を対象とした野球指導者研修会を八戸高体育館で開いた。野球における投球、打撃動作研究に取り組む筑波大体育系准教授で硬式野球部監督の川村卓氏(49)が「発育発達に応じた野球のトレーニング学」と題して、けがの予防を重視した子どもへの指導の重要性を訴えた。[br] 川村氏によると、大学生選手の9割以上は高校生までの成長過程でけがの予兆を抱えているという。研修会では、子どもたちのけが防止につながる投球方法など、細かい動きの指導を説明。講演の中で「身長や体重に合った体の使い方を教えてほしい」と強調した。[br] 講演には指導者ら150人が参加。八戸市立青潮小野球部の春日陽充監督(39)は「肘を上げて投球させる一辺倒な教え方は間違いだったと気付いた。一日の投球数も考えながら練習メニューを作りたい」と感心した様子だった。けが防止のための投球方法を指導する川村卓講師(手前)=八戸高体育館