【新型コロナ】青森県内で新規感染31人、変異株1件 青森市でクラスター2件

青森県などは14日、今月に弘前保健所管内で新型コロナウイルスに感染した1人から、感染力の強いN501Y変異株が確認されたと明らかにした。県内で確認されたN501Y変異株は計10例となった。同日の新規感染者は31人で、青森市の入所型高齢者施設.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県などは14日、今月に弘前保健所管内で新型コロナウイルスに感染した1人から、感染力の強いN501Y変異株が確認されたと明らかにした。県内で確認されたN501Y変異株は計10例となった。同日の新規感染者は31人で、青森市の入所型高齢者施設と飲食店で新たにクラスター(感染者集団)が発生した。県内の感染者数は累計1926人。[br][br] 変異株は民間検査機関のスクリーニング検査で確認された。今後、国立感染症研究所で詳しい検査を行う。感染経路は不明だが、県内で発生したクラスターと関連はない。[br][br] 保健所管内別の新規感染者数は、青森市16人、弘前9人、上十三3人、八戸市2人、五所川原1人。[br][br] クラスターが発生した飲食店は、青森市新町1丁目の「一八寿し」。利用客を特定できない恐れがあるとして、県と市が店名を公表した。[br][br] 同店では、同日に感染が分かった20代と50代の男女3人、既に感染が判明していた2人の計5人が感染。関連して、同市の10代1人、30代~80代以上男女計5人も感染した。[br][br] 市は2~12日に同店を利用した人のうち、発熱などの症状がある人に対し、保健所への連絡を求めている。この期間の利用客は約600人とみられる。店は13日から休業している。[br][br] クラスターが発生した入所型高齢者施設では、新たに60代女性1人が感染。既に4人の感染が確認されていた。この施設は、既にクラスターが発生している同市の通所型高齢者施設に関連。両施設を利用していた感染者がいるという。[br][br] 上十三管内で感染が判明した30代と40代の男女計3人は同じ職場の関係者。不特定多数と接する業種ではなく、広がりは限定的という。八戸市の40代と60代の男女は同居人で、感染経路は不明。[br][br] このほか、青森市の10代2人と30代女性、弘前管内の10歳未満と10代計3人、30代男女、五所川原管内の10代1人は、既に感染が判明した人の接触者だった。感染経路不明の感染者は、青森市の30代と50代男女計3人、弘前管内の10代1人、20代と40代男女計3人。[br][br] 県教委は同日、東青地域の県立学校に勤務する教職員1人の感染を明らかにした。学校関係者以外の感染者の濃厚接触者として検査を受けた。接触者の有無は調査中。