青森県立中央病院、20年度入院患者1割減 コロナ影響、一因か

青森県病院局は21日の県議会環境厚生常任委員会で、県立中央病院(青森市)の2020年度の入院患者数が、前年度(20万4141人)比10・1%減の18万3538人だったと明らかにした。外来患者数も、前年度(30万5340人)比8・6%減の27.....
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 青森県病院局は21日の県議会環境厚生常任委員会で、県立中央病院(青森市)の2020年度の入院患者数が、前年度(20万4141人)比10・1%減の18万3538人だったと明らかにした。外来患者数も、前年度(30万5340人)比8・6%減の27万9123人。新型コロナウイルスの影響とみられるが、詳しい原因や経営への影響については今後分析を進める。[br][br] 病院局運営部の天間秋佳経営企画室長によると、17~19年度の入院は年間約21万人、外来は約31万人で推移していた。[br][br] 特に小児科の入院が減少しており、天間室長は「新型コロナ対策で手洗い、マスクの着用に気を配った結果、ほかの感染症で入院する子どもが減ったのではないか」との見方を示した。[br][br] 患者数が減少した要因については、決算と合わせて7月ごろまでにまとめる予定。