山菜採りの遭難防止を 青森で関係者が対策確認 

遭難防止に向けた対応を確認した対策会議=16日、青森県庁
遭難防止に向けた対応を確認した対策会議=16日、青森県庁
春の山菜採りシーズンを迎え、青森県は16日、県庁で山菜採り等遭難事故防止対策会議を開いた。県や県警の関係部局から12人が出席し、山岳パトロールや入山者へのチラシ配布、県防災ヘリコプターでの遭難防止広報など、事故防止への取り組みを確認した。 .....
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 春の山菜採りシーズンを迎え、青森県は16日、県庁で山菜採り等遭難事故防止対策会議を開いた。県や県警の関係部局から12人が出席し、山岳パトロールや入山者へのチラシ配布、県防災ヘリコプターでの遭難防止広報など、事故防止への取り組みを確認した。[br][br] 県内で昨年春に発生した遭難事故は34件(前年同期比2件増)で過去22年間で最多。死者は5人(2人増)に上った。また、遭難者のうち9割以上が60歳以上で、体力や身体機能が低下した高齢者が事故に遭うケースが目立つという。今月上旬にもフキノトウ採りに出掛けた中泊町の80代男性が亡くなった。[br][br] 県は▽1人での入山は避ける▽家族などに行動予定を連絡する▽携帯電話や携帯食を持つ―などの対策を呼び掛けている。遭難防止に向けた対応を確認した対策会議=16日、青森県庁