十和田市がDV等支援措置対象者の住所漏えい 損害賠償20万円で和解締結

十和田市は9日、ドメステッィクバイオレンス(DV)の被害者など、住民票などの書類で個人情報が隠される「支援措置」の対象者1人に関する書類を、住所を記したまま、対象者の勤務先に送付するミスがあったと発表した。確認不足が原因。市は対象者に謝罪し.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 十和田市は9日、ドメステッィクバイオレンス(DV)の被害者など、住民票などの書類で個人情報が隠される「支援措置」の対象者1人に関する書類を、住所を記したまま、対象者の勤務先に送付するミスがあったと発表した。確認不足が原因。市は対象者に謝罪した上で和解し、心理的不安を与えた損害賠償として20万円を支払う。[br][br] 市によると、書類は2020年度の給与所得などに関する税務関係書類。昨年5月に、本来は、送付先である勤務先に対象者の住所を隠して送らなければならなかったのを、表示したまま送付した。[br][br] 後日、住所を知らないはずの勤務先から郵便物が届いたのを不審に思った対象者が、昨年6月に十和田署に相談。市が調査した結果、個人情報の漏えいを確認した。[br][br] 市企画財政部は「このような誤りを発生させ、心理的な不安を与えたことを深くおわび申し上げる。二度と起こらないように、再発防止の強化を図っていく」とコメントした。