【新型コロナ】青森県内で12人感染 病床使用率ステージ3相当に

青森県は8日、県内で新たに12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では青森市6人、八戸市4人、上十三、東地方が各1人。2人が中等症、10人が軽症か無症状。入院者数は52人で、県が確保している病床数193床に対する病床.....
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 青森県は8日、県内で新たに12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では青森市6人、八戸市4人、上十三、東地方が各1人。2人が中等症、10人が軽症か無症状。入院者数は52人で、県が確保している病床数193床に対する病床使用率は26・9%。国の分科会が示す感染状況のステージで、2番目に深刻な「ステージ3」の指標に相当している。[br][br] 感染状況について、国の分科会は四つのステージに分類。病床使用率のほか、人口10万人当たりの療養者数など六つの指標がある。県は「今すぐ医療がひっ迫することはない。病床使用率以外の指標も含め、今後の対応を検討したい」としている。[br][br] 八戸市で感染が確認された4人はクラスター(感染者集団)が発生した市内の教育保育施設の関連。市保健所によると、30代男性は7日に感染が判明した30代女性の同居人。20代女性は施設の職場関係者で過去2度の検査では陰性だった。3度目で感染が判明した。[br][br] 性別非公表の10代2人は施設関連の接触者。青森市の40代男性もこの施設に関連し感染した。クラスターの規模は27人に拡大した。[br][br] 青森市で感染が判明した20代女性と30代男性は、大規模なクラスターが発生した市内の障害者施設の職員か利用者。別の20代女性もこの施設の職員らの同居人だった。クラスターの規模は関連を含め計94人。[br][br] 50代女性は、同市の運動施設で発生したクラスターに関連。残る70代女性も既に感染が判明した人の接触者だった。[br][br] 上十三管内の40代女性は1日に感染が判明した同管内に住む40代女性の知人。同管内で趣味の場を通じて発生したクラスター関連で新たな感染者はいなかった。東地方の50代女性は、クラスターが発生した同管内の高齢者施設の職員または利用者の同居人。[br][br] また、青森銀行は8日までに、青森市の本部に勤務する職員1人が感染したと発表した。[br][br] 県内の感染者数は累計1131人。