むつ市を「モデル都市」に選定 大学との連携構想など評価

定例記者会見で「新しいまちづくりのモデル都市」選定を発表する宮下宗一郎市長=1日、むつ市役所
定例記者会見で「新しいまちづくりのモデル都市」選定を発表する宮下宗一郎市長=1日、むつ市役所
むつ市は1日、国の「新しいまちづくりのモデル都市」に選ばれたと明らかにした。青森県内の大学と連携し、学びや交流の拠点整備を目指す「むつ下北未来創生キャンパス構想」などが評価された。選定は北海道や東北、関東地区で唯一。本年度から3年間、国の財.....
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 むつ市は1日、国の「新しいまちづくりのモデル都市」に選ばれたと明らかにした。青森県内の大学と連携し、学びや交流の拠点整備を目指す「むつ下北未来創生キャンパス構想」などが評価された。選定は北海道や東北、関東地区で唯一。本年度から3年間、国の財政支援を受け、地域のにぎわい創出に取り組む。[br][br] 国の同事業は本年度からで、地方都市の構造再構築や地域の稼ぐ力の向上を狙い、コロナ禍を踏まえたオープンスペースの充実や、にぎわいのあるまちづくりの計画を募集。全国24都市から応募があり、神戸市や広島市など13都市がモデル都市に選ばれた。[br][br] むつ市は、同構想や、金谷公園と代官山公園の改修、両公園周辺のアクセス整備などの都市計画を応募。ハード、ソフト両面で高い評価を受けた。1日の定例会見で報告した宮下宗一郎市長は「国の知見を得て、加速度的にまちづくりが進む」と期待を示した。[br][br] 会見では、同構想で誘致する青森大むつキャンパスについても触れ、全ての教室でリモート講義を可能とすることや、市民と学生が共に学ぶ空間としてコミュニティーラウンジを設置することを明らかにした。定例記者会見で「新しいまちづくりのモデル都市」選定を発表する宮下宗一郎市長=1日、むつ市役所