【ヴァンラーレ―沼津】試合前に監督「戦う姿勢」 鼓舞に選手応える

【八戸―沼津】前半、ヴァンラーレは中村太一(中央)が先制点を決め、チームメートとタッチ=28日、八戸市プライフーズスタジアム
【八戸―沼津】前半、ヴァンラーレは中村太一(中央)が先制点を決め、チームメートとタッチ=28日、八戸市プライフーズスタジアム
「戦う姿勢を見せていこう」。葛野昌宏監督の試合前の鼓舞に選手たちが応えた。立ち上がりから激しいプレスで相手のボールを奪うと、積極的に攻撃を仕掛け、再三相手ゴールに迫った。 待望の瞬間は前半33分だった。今季新加入のルーキー、MF丹羽一陽から.....
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 「戦う姿勢を見せていこう」。葛野昌宏監督の試合前の鼓舞に選手たちが応えた。立ち上がりから激しいプレスで相手のボールを奪うと、積極的に攻撃を仕掛け、再三相手ゴールに迫った。[br][br] 待望の瞬間は前半33分だった。今季新加入のルーキー、MF丹羽一陽からのクロスを大学の先輩のMF中村太一がヘディング。新潟経営大コンビが決めた。「右サイドの丹羽からいいボールが来たので合わせるだけだった」と中村。決勝ゴールとなり、ホームに詰めかけた約1300人のファンに今季初白星を届けた。[br][br] この日がJ初勝利となった葛野監督は「選手の頑張りのおかげ」と最後まで戦う姿勢を貫いた選手たちをたたえた。中村も「ホーム開幕ということもあり、気持ちの入った試合ができた」と振り返った。[br][br] 一方で、攻め続けながらも、追加点を奪うことはできなかった。「いい崩しはあったが、決めきれなかった」と葛野監督。後半もコーナーキックや相手GKと1対1の場面をつくるなど、幾度となく訪れた好機を得点に結びつけられなかった。中村は「パスやシュートなど最後の精度が必要」と気を引き締めた。[br][br] 次節は現在3位の長野とのアウェー戦。葛野監督は「長野は全員がハードワークで高い強度を持って前からプレスに来るチーム。それをいかにわれわれの形にしていくか。その準備をしっかりしていく」と連勝に向け力を込めた。【八戸―沼津】前半、ヴァンラーレは中村太一(中央)が先制点を決め、チームメートとタッチ=28日、八戸市プライフーズスタジアム