【センバツ】八西ナイン気合一新 雨順延を“歓迎”

 雨天練習を終え、甲子園球場を後にする八戸西の選手たち=21日(代表撮影)
 雨天練習を終え、甲子園球場を後にする八戸西の選手たち=21日(代表撮影)
21日の選抜高校野球大会第1試合で初陣を迎える予定だった八戸西ナイン。甲子園入り後に雨天順延が決定し、具志川商(沖縄)との21世紀枠対決に水を差された格好に見える。ただ、小川貴史監督によると、試合前の室内練習では気合が空回りして地に足がつい.....
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 21日の選抜高校野球大会第1試合で初陣を迎える予定だった八戸西ナイン。甲子園入り後に雨天順延が決定し、具志川商(沖縄)との21世紀枠対決に水を差された格好に見える。ただ、小川貴史監督によると、試合前の室内練習では気合が空回りして地に足がついていない選手が多かったといい、「試合をしていたら危なかったかもしれない。一日多く練習できたのは良かった」と、22日への順延を“歓迎”した。[br][br] 21日は午前7時半に、いったん試合開始時刻の繰り下げが発表された。アルプススタンドには試合開始を待つ応援団の姿も見られたが、雨脚はさらに強まり、結局、順延が決定した。[br][br] 八戸西ナインは試合開始を信じて午前7時から非公開で近距離打撃やバント練習、守備練習など約3時間調整。投手陣は試合前の投球練習を始めようとしたところで順延が決まり、野手陣と同じメニューでの調整となった。 室内練習後のリモート取材に対し、宮﨑一綺主将は「練習ではミスが目立った。主将として、チームの雰囲気が良くなるような言動を心掛けたい」と気を引き締めた。[br][br] 一方、順延発表時は既にメンバー表の交換を終えており、「相手メンバーは想定通りだった」と小川監督。先発予定だった福島蓮は「チームを勝たせるのがエース。仲間を信じながら投げ抜く」と意気込んだ。[br][br] 20日にバスで八戸市を出発した八戸西の応援団約250人は、試合開始まで駐車場で待機していたが、順延決定を受けて、滋賀県内の宿泊先に向かった。渡辺学校長は「応援に駆けつけた生徒たちは残念がっていた。選手たちは気持ちを切り替えて、試合に臨んでくれれば」と話していた。 雨天練習を終え、甲子園球場を後にする八戸西の選手たち=21日(代表撮影)