青森県は15日、弘前保健所管内で新たに4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。14日には上十三管内4人、青森市1人、弘前管内2人の計7人の感染を確認したと明らかにした。いずれも軽症か無症状。県内の感染者は累計863人となった。[br][br] 15日に感染が判明したのは30代の男女と50代の男女で、全員が青森市の飲食店「泰苑」で発生したクラスター(感染者集団)に関連している。このうち30代男性と50代女性は、13日に感染を確認した同市の50代男性の職場関係者で、残る30代女性と50代男性はこの男性の知人。[br][br] 14日に感染が判明した同市の30代女性1人、弘前管内の性別非公表の10代1人も飲食店クラスターに関連。30代女性は11日に感染が判明した同市の50代男性の職場関係者。一連の感染者は計23人となった。[br][br] 県はこのクラスターを含め、3月上旬に感染した約10人について変異株の検査を行ったが、確認されなかったという。[br][br] このほか、14日に上十三管内で感染が判明したのは同居する30代女性と60代男女の3人と、性別非公表の10歳未満1人。同居する3人は県外の東北地方で感染が判明した人の濃厚接触者だった。10歳未満も東北地方で陽性者との接触があった。[br][br] 残る弘前管内の性別非公表の10代1人は、県内の陽性者の濃厚接触者。 また、青森テレビは14日、青森市の本社に勤務する社員1人が感染したと発表した。12日まで勤務していたが、外出や出勤時はマスクを着用していたという。同社の感染者は計4人となった。