「縄文くらら」PRグッズ第2弾完成 野辺地

縄文くららの第2弾グッズをPRする野辺地中美術部の部員ら
縄文くららの第2弾グッズをPRする野辺地中美術部の部員ら
国の重要文化財に指定されている野辺地町の板状立脚土偶(愛称・縄文くらら)のデフォルメデザインを採用したPRグッズの第2弾が完成した。シャープペンシルや真空ステンレスボトルなど5種類で、制作に携わった町立野辺地中美術部の部員は「グッズを通して.....
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 国の重要文化財に指定されている野辺地町の板状立脚土偶(愛称・縄文くらら)のデフォルメデザインを採用したPRグッズの第2弾が完成した。シャープペンシルや真空ステンレスボトルなど5種類で、制作に携わった町立野辺地中美術部の部員は「グッズを通して、くららのことをもっと多くの人に知ってほしい」と力を込める。[br][br] 同土偶は短い脚を外側に曲げて立つように作られているのが特徴で、2012年に国重文に指定された。18年に全国から公募し愛称が縄文くららに決まった。[br][br] 町は昨年度から土偶をPRするための事業を展開。青森市のデザイナー・トヨカワチエさんと同美術部に依頼して第1弾のグッズを作った。[br][br] 本年度も部員らがアイデアを出し合い、第2弾を決定。シャープペンシル(税込み200円)と4色ボールペン(200円)、ふせん(450円)、消しゴム(350円)、真空ステンレスボトル(800円)を完成させた。3月1日から町の歴史民俗資料館や図書館などで販売している。[br][br] また、部員は縄文くららや町の魅力をPRするチラシのデザインも担当。手に取ってもらえることを意識しながら、懸命にデザインを考えたという。チラシは町内の公共施設や県内の博物館に設置される。[br][br] 3日は、同美術部員3人とトヨカワさんが町役場を訪れ、野村秀雄町長に完成を報告。野村町長は「ほかの町に負けない魅力として、しっかり宣伝したい」と話した。[br][br] 部長の黒川結愛さん(13)は「子どもから高齢者まで全員が使えるようなグッズを選んだ。たくさんの縄文くららの表情を楽しんでほしい」と笑顔を見せた。縄文くららの第2弾グッズをPRする野辺地中美術部の部員ら