伊保内高で「むらおこし会社」設立総会 九戸村活性化へ事業展開

伊高むらおこし会社の始動に向けて意気込む岩手県立伊保内高の生徒=24日、九戸村
伊高むらおこし会社の始動に向けて意気込む岩手県立伊保内高の生徒=24日、九戸村
岩手県立伊保内高で24日、生徒が実質的な経営を担う任意団体「伊高むらおこし会社」の設立総会が開かれた。全校生徒が“社員”となり、九戸村の活性化に向けて収益性や持続性のある事業の展開を目指す。 起業家精神やビジネスのノウハウを学んでもらうとと.....
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 岩手県立伊保内高で24日、生徒が実質的な経営を担う任意団体「伊高むらおこし会社」の設立総会が開かれた。全校生徒が“社員”となり、九戸村の活性化に向けて収益性や持続性のある事業の展開を目指す。[br][br] 起業家精神やビジネスのノウハウを学んでもらうとともに、高校生のアイデアを地域経済活性化に生かそうと、村が50万円を出資して設立した。生徒は商品開発や企画に取り組むほか、役員の選出や決算総会を行うなど実際の会社を模して組織運営に当たる。[br][br] 設立総会には1、2年生45人が出席。代表取締役に晴山裕康村長、執行役員社長に生徒会長で2年の森太久斗さんを選んだ。[br][br] 4月から本格的に事業を展開する予定で、授業の「総合的探究の時間」を活用し、県内の専門家の助言も受けながら実践的に経営の基本知識を学ぶ。[br][br] 晴山村長は「地域を活性化するには経営的な視点が必要。起業家としての意識を持ち、自由で斬新な事業を実践してもらいたい」と期待。森さんは「九戸村は自然が豊かで鶏肉や甘茶といった特産品がある。事業を通して村を全国に発信したい」と意気込みを述べた。伊高むらおこし会社の始動に向けて意気込む岩手県立伊保内高の生徒=24日、九戸村