震災被災者の心のケア万全期すよう注文 衆院予算委で共産・高橋氏が質問

共産党の高橋千鶴子衆院議員は22日、衆院予算委員会で質問に立ち、来月で発生から10年を迎える東日本大震災の被災者支援を巡り、国として健康実態調査を行うなど心のケアに万全を期すよう政府に求めた。 高橋氏は、災害公営住宅入居者の約7割が月収8万.....
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 共産党の高橋千鶴子衆院議員は22日、衆院予算委員会で質問に立ち、来月で発生から10年を迎える東日本大震災の被災者支援を巡り、国として健康実態調査を行うなど心のケアに万全を期すよう政府に求めた。[br][br] 高橋氏は、災害公営住宅入居者の約7割が月収8万円未満で家賃軽減対象となり、単身世帯も目立つ状況を示して「心を病む背景には経済的不安も大きい。道路などのハードが立派に整備されても、人々の暮らしやなりわいが再建できなければ本当の復興とは言えない」と指摘した。[br][br] 菅義偉首相は「今後は特に地域コミュニティー再生、事業者の販路開拓支援などソフト施策に注力したい」と述べた。